レモンの病害虫について

レモンも他の果物と同じように害虫や病気の影響を受けます。

レモンの果実がすっぱいので意外に感じるかもしれませんね。

日頃から気を付けて大切な木を枯らさないように注意しましょう。


レモンの病害虫と対策について

レモンを栽培する場合、気をつけたいのは「アゲハ蝶」です。
アゲハ蝶の幼虫(青虫)は柑橘類の葉が大好きで、放っておく
と樹を1本丸ごと食べ尽されてしまいます。卵や幼虫を見つけ
たらすぐに捕殺しましょう。


その他、アブラムシ、カイガラムシ、ハダニ、ミカンハモグリガ
などに気をつけます。それぞれに程度がひどくなってしまう場合は
薬剤の散布が必要になりますが、カイガラムシに関しては薬剤が効
きにくいため、もし発生してしまったら被害が出る前にこすり落と
すようにして駆除しましょう。樹の風通しを良くすることが事前に
できる対策となります。


病気に関しては「潰瘍病」に気をつけます。ハモグリガの食害跡や、
風でこすれて出来た傷から細菌感染してしまう病気で、ひどい場合は
葉や果実が落ちてしまうこともあります。特に暖地でレモンを育てる
場合、高温多湿のため潰瘍病にかかりやすくなります。なるべく雨に
あてないよう、気を配りましょう。


せっかく自家製で育てるのですから、なるべくなら薬剤を使わずに育
てたいところですね。定期的に葉水をし、丁寧に観察してあげること
で早期発見に努めましょう。


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